ろうきん研究会
「北海道ろうきん」ってCMやポスターではよく目にするけれど、イマイチどんな金融機関かわからない。そんな方も多いはず。でも、北海道にお住まいの方やお勤めの方は、原則どなたでも利用できるのです。しかも、営利を目的としない働く人のミカタ!つまり、生活者ファーストでさまざまなサービスを提供しています。これまで知らなかったおトクやサービス、さらに実店舗では聞きづらいアレコレを、とことん「研究」しちゃいましょう。
営利を目的としない福祉金融機関って…どういうこと!?
北海道ろうきんは、北海道ではたらく人と、そのご家族がより良く暮らしていくことを第一に考える営利を目的としない協同組織の福祉金融機関です。とはいっても、「営利を目的としないって本当?」「普通の銀行とはどう違うの?」という疑問も湧くはず。北海道ろうきんが生活者に寄り添う金融機関である理由を、設立のきっかけにもふれながら分かりやすくご紹介します。
非営利だからこそ生活者ファーストで寄り添います。
北海道ろうきんは営利を目的としない協同組織の福祉金融機関ですが、事業を運営することで利益も発生します。発生した利益をどのように還元しているのかが、一般的な株式会社とは異なります。一般的な株式会社の銀行は、株主が資金を出し合い運営しているため、利益も株主に還元されますが、ろうきんは、労働組合や生協などの会員が、お互いに助け合うために資金を出し合い、利用し合うことで運営している、「助け合い」を目的としているため、事業を運営することで生まれた利益は、はたらく人はもちろんそのご家族の生活に役立つよう、便利な商品やサービス・低金利のローン商品などで、利用者の皆さまに還元しています。
「助け合い」を目的としているため、生活者ファーストでライフプランに見合ったご提案ができるのも強みです。北海道ろうきんは、「生活設計」「生活改善」「生活防衛」を3つの柱に、お金に関する諸問題に具体的な提案・アドバイスを行う「生活応援運動」にも取り組んでいます。そのため、窓口にご相談に来ていただくのも大歓迎ですし、お勤め先にろうきん職員が定期的に訪問している場合などは、職場でのお手続き・ご相談も可能です。
その他、北海道内のNPO・ボランティア団体や地域の福祉団体への寄付、小中高生を対象とした金融リテラシー教育の支援といった社会貢献活動にも積極的。北海道で暮らす人にとことん寄り添うのが北海道ろうきんです。
「家族の生活まで守る」という思いを今も。
では、その北海道ろうきんをはじめとする「ろうきん」が立ち上がるきっかけを振り返ってみましょう。それは、戦後まもなく、家を持つこともままならず、苦しい生活を強いられる人が数多く暮らしていた時代。生活を守るために労働者にお金を貸してくれる銀行はなく、質屋や高利貸しを利用せざるを得ない状況だったといいます。
そんな状況を打ち破ったのが他ならぬ労働者自身です。「困った時はお互い様」を合い言葉に、資金を出し合い、手を取り合って労働者のための金融機関をつくるために奔走。労働組合や生協が中心となって1950年に岡山県と兵庫県に「労働者の金融機関」を立ち上げ、1年後には北海道ろうきんも設立されました。
当時の「働く人と、その家族を守る」という思いは、今も低金利のローンや便利なサービス、社会貢献活動といったさまざまな形で受け継がれています。働く仲間から預かった資金を、働く仲間の家やクルマ、子育て資金に融資してより豊かな暮らしをー。この支え合いの精神が「福祉金融機関」の理由なのです。
北海道ろうきんについて詳しく知りたい方はこちらからホームページをご覧ください。
※掲載の内容は記事リリース時点の情報に基づきます。金利や商品内容の変更が発生する場合がありますので、最新の情報は北海道ろうきんにお問い合わせください。