北海道民のマネー情報源って何？【資産運用商品編】

北海道民の「マネーの情報源」について、複数回にわたってアンケート結果をご紹介する本シリーズ。今回は、近年耳にする機会がグッと増えている資産運用商品の情報を調べたいときに、北海道民はどんなメディアやコンテンツを情報源にしているのかに迫ります。とりわけ資産運用をご検討中の方は必見の内容です。

■調査対象　北海道在住の16-69歳男女（過去5年以内に各種ローン利用者含む）　940人

■調査方法　インターネットリサーチ

■調査時期　2023年5月

資産運用商品を調べるときは「金融機関」を重視する傾向。

【お金の情報源（資産運用商品の情報を調べたいとき）】

「検索エンジン（18.3％）」がトップで、「金融機関HP（15.6％）」「テレビ（地上波）CM（11.0％）」と続きます。4位は「金融機関の窓口（7.6％）」、5位は「金融機関の情報を集約したポータルサイト・比較サイト（6.9％）」となり、資産運用商品の情報を調べたいときには、「金融機関」を重視している人が多いことが見受けられました。

女性20～30代が資産運用商品を調べる際のキーワードは「一般の方」。

続いて、資産運用商品を調べるときの情報源として、20～40代男女別の回答を上位５位までのランキングで見てみましょう。

 

【資産運用商品を調べたいときのお金の情報源（男性20〜40代）】

【資産運用商品を調べたいときのお金の情報源（女性20〜40代）】

男性20〜40代は全般的に「テレビ（地上波）CM」や「テレビ（地上波）番組」が上位にランクインしていることから、テレビを情報源としている傾向が強いようです。男性20代は「動画配信サービス（Netflix、TVer、AmazonPrimeなど）のCM」が3位と、インターネットの動画配信サービスを好む若い世代らしい結果も見て取れました。男性40代はテレビや金融機関HPに加え、「Yahoo!ニュースやライブドアニュースなどのオンラインニュース」も頼りにしていることから、通勤などの合間に資産運用商品に関わるニュースをチェックしているのかもしれません。

女性20〜40代は「金融機関のHP」がいずれも2位にランクインする他、「金融機関の窓口」や「金融機関のSNS」、「金融機関の情報を集約したポータルサイト・比較サイト」なども上位のことから、資産運用を調べるときには金融機関を頼りにする方が多いことがわかりました。一方、女性20代で「一般人のYouTube広告・動画」が5位に、女性30代で「一般人のSNS：Instagram、X（旧Twitter）、Facebookなど」が3位にランクインしているのが特徴的。この層は、より身近な存在に共感していると考えられます。

 

 

次回は、資産運用のノウハウにまつわる情報源について、詳しくご紹介します。北海道ろうきんでも、ホームページやパンフレット、「みんなのマネLABO」でマネーに役立つコンテンツを発信していますので、ぜひ参考にしてみてください。