北海道民のマネー事情

「同世代の人はどれくらいお金を貯めているんだろう?」「自分の出費って一般的なんだろうか?」「結婚や出産の費用って実際いくら必要?」。こんなギモンを抱いて検索してみても、「北海道基準」のデータに行き当たることはそれほど多くありません。「みんなのマネLABO」では、北海道在住の方に、お金やライフプランにまつわるさまざまなアンケートを実施。道民のマネー事情を徹底的に洗い出します!

北海道民のマネー情報源って何?【預金・ローン商品編】

今の時代、マネーについて気になったことを調べる情報源は多種多彩。テレビや書籍、雑誌だけではなく、インターネットにもお金をテーマにしたwebサイトが、数えきれないくらい公開されています。そこで「北海道民のマネー事情」ではこれから複数回にわたって、北海道民からアンケートをとった「マネーの情報源」をご紹介します。1回目は預金・ローンなどの金融商品を調べる際の情報源にズームアップ!道民が「おトクな預金商品はあるかな?」「ローンを借りたいな…」などと思ったときに、どんな情報を参考にしているのかをご紹介します。

■調査対象 北海道在住の16-69歳男女(過去5年以内に各種ローン利用者含む) 940人

■調査方法 インターネットリサーチ

■調査時期 2023年5月

情報源のトップはGoogleやYahoo!などの検索エンジン。

「預金やローンなどの商品情報を調べたいとき」の情報源の、トップ5は以下の通りです。

【お金の情報源(預金やローンなどの商品を調べたいとき)】

全体のトップは「検索エンジン(20.5%)」で、「金融機関HP(19.4%)」と「テレビ(地上波)CM(18.7%)」が拮抗しながら続きます。4位「テレビ(地上波)番組(8.5%)」と5位「金融機関の窓口(8.4%)」の差もほとんどありません。

※テレビ番組:お金をテーマにした番組ニュース番組などのお金にまつわるコーナーなど

40代女性は金融機関が発信する情報を重視している。

続いて、20代~40代男女別の回答について、上位5位までをランキングで見てみましょう。

【預金・ローン商品を調べたいときのお金の情報源(男性20〜40代)】

【預金・ローン商品を調べたいときのお金の情報源(女性20〜40代)】

男性は、20代~40代のどの年代も「テレビ(地上波)CM」が上位にランクインしています。特に20代は「テレビ(地上波)番組」も2位となっており、他の世代に比べてより「テレビ」を情報源として活用しているようです。また、男性40代は、「雑誌」からも預金やローンの商品情報を入手していることがわかりました。

女性のランキングで特徴的だったのは、40代が「金融機関のHPや窓口、金融機関店内のポスター・リーフレット等」について、頼りにしている傾向が強いこと。この世代の女性は、金融機関が発信する情報をダイレクトに入手し、情報源として活用しているようです。預金やローンについての情報なら、金融機関から情報を入手することで、実際に申込みするなどの次の一歩を踏み出しやすいですよね。また、女性30代では「友人・知人の口コミ」についても重視しているようです。

◎まとめ◎

・預金やローンについて調べたいたいときは「検索エンジン」「金融機関HP」「テレビ(地上波)CM」がトップ3
・男性20代は「テレビ」で発信する情報を活用している
・女性40代は金融機関が発信する情報を重視している傾向がある

 

次回は、資産運用や投資にまつわる情報源について、詳しくご紹介します。北海道ろうきんでも、ホームページやパンフレット、「みんなのマネLABO」でマネーに役立つコンテンツを発信していますので、ぜひ参考にしてみてください。

「みんなのマネLABO」編集部

執筆者 「みんなのマネLABO」編集部

北海道労働金庫の営業推進部の職員が中心となって「みんなのマネLABO」の各記事を企画・監修。北海道のマネービギナーにとってプラスに働く内容や分かりやすい記事をお届けすることを目指しています。