北海道民のマネー事情

「同世代の人はどれくらいお金を貯めているんだろう?」「自分の出費って一般的なんだろうか?」「結婚や出産の費用って実際いくら必要?」。こんなギモンを抱いて検索してみても、「北海道基準」のデータに行き当たることはそれほど多くありません。「みんなのマネLABO」では、北海道在住の方に、お金やライフプランにまつわるさまざまなアンケートを実施。道民のマネー事情を徹底的に洗い出します!

北海道民のマイカー保有&購入意向の実態【前編】

北海道民にとってクルマはライフラインともいえるほど重要な移動手段。とはいえここ最近は、カーシェアリングやカーリースといった「クルマを保有しない」という選択肢も登場し、「クルマを持つ・買う」傾向が少しずつ変わってきているようです。そこで北海道民のマイカー保有実態や購入意向などを知るために、アンケートを行った結果を前後編でご紹介します。

調査対象 北海道在住の16歳~69歳男女  940人

調査方法 インターネットリサーチ

調査時期 2023年5月18日(木)~24日(水)

マイカー保有者は全体の3割。マイカーを「持たない」とする人も3割。

北海道民のマイカー保有状況や今後の購入意向は、以下の結果となりました。

 

【マイカー保有・購入予定(性別)】

1年以内に新車か中古車を購入した人を含む「マイカー保有者(31.8%)」は約3割となり、3人に1人がマイカーを持っていることがわかりました。また「今後購入を考えている予定者(34.9%)」は3割強となり、「保有+マイカー購入予定者(66.7%)」を合わせると、3人に2人が自分の車を持っている/持ちたいと考えていることになります。性別のマイカーの保有・購入意向は、女性よりも男性が高い傾向にあります。

男女ともに10〜20代の若者はマイカーの保有・購入に消極的。

続いて、マイカー保有・購入予定の回答を、10代~40代男女別に上位5位までランキング形式にまとめました。

【マイカー保有・利用予定(男性10〜40代)】

男性は、10代〜20代がマイカーの保有・購入に消極的で、とりわけ10代では「車の保有や購入は考えていない (54.8%)」が5割を越えています。一方30代~40代は「時期は決めていないが新車購入を考えている」が上位にランクイン。この年代は結婚・子育てのタイミングと重なることもあり、もう少し大きなクルマや子どもを乗せやすい車両の購入を検討し始めるからかもしれません。

【マイカー保有・利用予定(女性10〜40代)】

女性も10代〜20代がマイカーの保有・購入に消極的で、10代は「車の保有や購入は考えていない(58.1%)」が6割に届く結果になりました。女性30代~40代は男性と異なり、「すでに保有しているが新しく購入は考えていない」が上位にランクイン。クルマの買い替えよりも、子育てや教育といった出費を見据えていることが伺えます。

◎まとめ◎

・北海道民の3人に2人がマイカーを保有・購入を考えている。

一方で、クルマを持たないと考えている人も約3割。

「若者のクルマ離れ」と耳にするように、男女ともに10代〜20代はマイカーの保有・購入に消極的。

・男性30代~40代は新車の購入を考えているが、女性の同年代は「すでに保有しているクルマで十分」と考える傾向が強い。

 

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「みんなのマネLABO」編集部

執筆者 「みんなのマネLABO」編集部

北海道労働金庫の営業推進部の職員が中心となって「みんなのマネLABO」の各記事を企画・監修。北海道のマネービギナーにとってプラスに働く内容や分かりやすい記事をお届けすることを目指しています。