北海道民のマネー事情

「同世代の人はどれくらいお金を貯めているんだろう?」「自分の出費って一般的なんだろうか?」「結婚や出産の費用って実際いくら必要?」。こんなギモンを抱いて検索してみても、「北海道基準」のデータに行き当たることはそれほど多くありません。「みんなのマネLABO」では、北海道在住の方に、お金やライフプランにまつわるさまざまなアンケートを実施。道民のマネー事情を徹底的に洗い出します!

北海道民は将来の何が不安?どんな備えを?【後編】

前回はお金の面だけではなく、暮らしや働き方も含めた北海道民の「将来に対する不安」をひも解きました。今回はマネーにテーマを絞り込み、「お金の備えが必要だと思うこと」と「準備しているお金」についての結果を、性別・年代別に紹介します。皆さんと似た世代や環境の方が、何に向けてどのようにお金を備えているのか、ぜひ参考にしてください。

■調査対象 北海道在住の16-69歳男女(過去5年以内に各種ローン利用者含む) 589人

■調査方法 インターネットリサーチ

■調査時期 2022年2月 

約6割が「老後の生活費」を不安視。

道民に「お金の備えが必要だと思うこと」を、さまざまな選択肢の中から複数回答形式で答えてもらいました。以下が全体の結果です。

全体の約6割を占めるトップの回答となったのは、「老後の生活費(58.1%)」。これに、「病気・入院資金(41.6%)」、「家賃・住宅ローン支払い(41.1%)」がほぼ同率で続きます。老後の暮らしにかかる費用を備えなくてはならないと思っている人が最も多く、万一のケガや病気、住まいに関するお金も備えが必要だという意識が高いことがわかります。

ライフステージに応じて必要だと思うお金も変化する。

次に性別・年代別の結果を見てみましょう。

男女ともに20代は、出産、育児などの費用や結婚や新生活費用、ローン類の支払いが上位となり、老後の心配もさることながら日々の生活に必要なお金の備えに関心が集まっています。特に30代既婚で子供がいる女性では、9割が「子どもの学費、教育費」(90.0%)と回答しています。

男女ともに40代以上になると、介護に備える資金や老後の生活費、病気・入院に備える資金などに関心がシフト。年齢やライフステージに応じて、「お金が必要だと思うこと」も変わっていくことがわかります。

結婚、住宅、教育、老後資金は、「普通預金」で備える人が多い。

北海道民は人生の中で大きなお金が必要となる「結婚」「住宅」「子どもの教育」「老後」資金を、どのように準備しているのでしょうか。「普通預金に貯蓄している」「積立預金や定期預金に貯蓄している」「財形貯蓄を行っている」「資産運用を行っている」などの項目から複数回答で聞いた全体の結果が以下となります。

「結婚」「住宅」「子どもの教育」「老後」資金を準備する手段としては、「普通預金に貯蓄している」が最多となりました。日頃の生活費管理だけではなく、貯蓄にも普通預金口座を上手く活用しているのでしょう。20-30代女性の場合は、いずれの資金も普通預金と積立・定期預金が上位となり、将来のためコツコツ準備している傾向が伺えます。男性は世代を問わず、資産運用商品を活用して備える割合が女性よりも高い結果となりました。

資金別にみてみると、住宅資金に関しては「必要だが準備をしていない」が全体で3割(29.4%)となり、その中でも4割超えの女性30-40代が、必要と感じつつも実際に準備するには至っていないようです。また、老後資金の準備は女性20代で54.8%、女性30代で45.2%が「準備をしていない」という回答でした。20代〜30代の若年層にとっては目の前の生活資金が優先で、老後資金の準備はまだこれからのようです。

リサーチ結果をご紹介してきましたが、「備え」に必要なお金は、ライフスタイルやライフステージによって人それぞれ異なります。現在の自分に合った最適な方法で「備え」をすることが、未来の自分を支える大きな力になると思いますので、まだ「備え」について考えていない…という方は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に悩みや疑問を解決してもらうこちらの記事も、ぜひ参考にしてみてください。

北海道ろうきんでは、今回の記事で挙がった各種預金商品や、投資信託・国債などの資産運用商品を取扱いしております。「お金」に関するお悩みは、お気軽に北海道ろうきんまでご相談ください。

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※総合的な判断により、口座開設をお断りする場合がございます。予めご了承ください。

「みんなのマネLABO」編集部

執筆者 「みんなのマネLABO」編集部

北海道労働金庫の営業推進部の職員が中心となって「みんなのマネLABO」の各記事を企画・監修。北海道のマネービギナーにとってプラスに働く内容や分かりやすい記事をお届けすることを目指しています。